What is HUNDOSHI-EDIT?

■　褌とはなにか

「褌」は日本語のための右折り返し型テキストエディタです。３２Ｋバイトをこえるテキストを扱うために、「褌を締めて」制作にとりかかりました。外見は多少「人の褌」であるＤＯＳライクになりましたが、高速なエディタというわけではないのでご安心（？）を。テキストエディタは「褌担ぎ」のごとく基本的なアプリケーションですが、マックにはあまり気に入ったものがありません。そのジレンマを解消するために「褌」を制作しました。

それから何年も経ち、マックの日本語環境もかなり充実しました。現在ではJeditが名実共に日本語標準エディタだといえるでしょう。当時Jeditが存在してたら「褌」はなかったかもしれません。まてよ、フィルターのことを考えたら他に代用できる環境は存在しませんね。きっと作ったでしょう。いまだマックにはあまり気に入ったものがありません。

自宅でのLinuxを中心としたLAN環境に対応させるため改行コードと漢字コードの自動コンバートを実装しました。そう、「褌」は第一義に私自身のニーズを反映する環境なのです。

System 6からCarbonまで1ソースで、しかもPASCAL。
PASCALからC/C++にコンバートしました。C/C++はCarbon版のみです。
開発開始・公開から10年。まだ私は現役で使っています。最近の流行りはmiでしょうか。 ...

■　機能および制限

マルチウインドウ日本語テキストエディタです。
開ける文書数は褌に割り振られたアプリケーションメモリサイズに依存します。ただし最大９９文書までです。依存するのはあくまで文書数であり、文書の大きさではありません。
文書の大きさは理論上制限を持ちません。大きな文書を開くときは、この説明書にある「ヒープサイズに関して」での計算方法を参照してメモリを割り当ててください。
絵(PICT)の表示はできません。
タブ($09)は、普通にタブとして（DOSやUNIXのように）表現されます。
コントロールキャラクタを'^'+アルファベットで表現します。
文書単位にフォントの変更ができます。
文書単位にウインドウ位置を記憶できます。
文書内検索、置換機能があります。
各種テキスト変換機能が拡張できます。
禁則、ワードラップはありません。
キャレットの現在位置を、行、桁で常に表示します。
漢字Talk 7.1以降のシステムではTSMインラインで文字入力できます。
「實篤」や「GripGrop」との連携がスムーズです。
改行コードと漢字コードのコンバートをします。
多少限定的ですがドラッグ＆ドロップに対応。

Yoneki, Takeshi. (2004). 褌・取扱説明書. Electronic Document.

Download HUNDOSHI-EDIT for Mac

Architecture

68K + PPC (FAT)

System Requirements

From Mac OS 6.0

Compatibility notes

68K Version Requirements

• Macintosh Plus
• System 6.0.7

PPC Version Requirements

• PowerPC processor
• System 7.1.2

Emulating this? It could probably run under: Basilisk II